ルミガンについてGoogleで検索すると、「ルミガン まつ毛 危険」と出てきます。
ルミガンの使用を検討している立場からすると、ルミガンをまつ毛に使うのは危険なのかと不安になります。
先に結論からお伝えすると、ルミガンをまつ毛に使うことは危険ではありません。
ただし、医師による指導のもとが前提です。
最近では、ネット上で海外からルミガンを安価で個人輸入できますが、個人輸入したルミガンは危険が伴います。
その理由は、万が一、身体に悪影響を及ぼした場合、保険適用外となり治療費が高額になるからです。
また、日本国内にて本物かどうか調査されずにそのまま手元に届くので、偽物の可能性もあるからです。
この記事では、海外から個人輸入したルミガンを使うことが危険な詳細理由を2つ、また、ルミガンによって生じる副作用3つについて詳しくお伝えしていきます。
これからルミガンを使ってまつ毛の発毛を検討している人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ルミガンを少しでも安くかつラクに購入したい方は、「クリニックフォア」など医師の指導のもと処方してもらえる病院が安全かつ一番安く購入できます。
海外から個人輸入したルミガンを使うことが危険な理由2つ
- 重篤な副作用が発生する恐れがある
- 治療費など全て自己負担となる
1.重篤な副作用が発生する恐れがある
ルミガンを個人で海外から輸入すると、重篤な副作用が起きる恐れがあります。なぜなら、海外から輸入した医薬品は、偽造医薬品である可能性が高いからです。
偽造医薬品とは、簡潔に言うと偽物の医薬品のことです。
詳細は以下をご覧ください。
「偽造医薬品」とは、製品名や製造・販売元などを正規品と偽って表示・販売する違法な医薬品であり、製造工程や保存状態が考慮されず品質が劣った製品もあります。また、たとえ医薬品成分が正規であっても、外国語による使用法の説明や虚偽表示、日本語での誤記載があり、正確な効能・効果、用法・用量、安全性に関する情報が欠如しているために、重大な副作用が発生する恐れもあります。
https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/3f/levi.html
偽物の医薬品であることは、本来発揮するはずの効果を発揮しないことです。つまり、実際のルミガンの効果であるまつ毛の発毛効果が得られないだけでなく、危険な成分が含まれている恐れがあるため、重篤な副作用が発生する場合があります。
そのため、偽造医薬品を使うのは非常に危険なのです。
一方で、薬局に出回っている医薬品は流通過程で審査を通した上で薬局に並べているので、偽造医薬品ではありません。そのため、国内の薬局で購入することが一番安全です。
2.治療費など全て自己負担となる
個人で海外から輸入した医薬品を使い、重篤な副作用が生じた場合であっても全て自己負担となる可能性が高いです。
なぜなら、個人で海外から輸入した医薬品には国内における保証制度が適用しないからです。
例えば、国内の病院にて医師によって処方された医薬品を服用した際に、重篤な副作用が生じて入院生活が必要となった場合、医療費や年金などが給付される医薬品副作用被害制度が使えます。
一方で、個人で海外から輸入した医薬品は、医薬品副作用被害制度の対象外となります。
もし、個人で海外から輸入したルミガンを使用して重篤な副作用が生じ、高額な治療費がかかる場合であっても全て自己負担となる可能性が高いので危険です。
そのため、国内の病院で医薬品を処方してもらうのが一番安全です。
ルミガンによって生じる副作用3つ
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)
- 瞼(まぶた)のくぼみ
- 眼の周りの色素沈着
1.眼瞼下垂(がんけんかすい)
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上まぶたが下がってしまう状態のことです。
眼瞼下垂になると、視界が狭く感じたり目が疲れやすくなります。
軽度であれば、瞼にテープを貼って治療できる場合もありますが、症状が重く、生活に支障をきたしている場合は手術を検討することになります。
参考元:NHK健康チャンネル「まぶたが下がる「眼瞼下垂」とは 原因と治療、手術について」
2.瞼(まぶた)のくぼみ
ルミガンに含まれるビマトプロストの影響によって、目の周りの脂肪が減少することがあります。目の周りの脂肪が減少すると、瞼にくぼみができやすくなります。
中には「瞼が二重になった」「二重幅が広くなった」という人もいます。
3.眼の周りの色素沈着
ルミガンを使い続けていると、目の周りに色素沈着による黒ずみが生じることがあります。
色素沈着の原因は、有効成分「ビマトプロスト」の作用によるメラニンの増加です。メラニンとは、肌や毛髪に存在する色素です。黒々としたまつげを育てるために必要不可欠であるメラニンですが、皮膚に沈着することで肌を黒っぽく変色させてしまいます。
ルミガンを塗布した際、目尻やまぶた、涙袋などの部位に薬液が付着することで、徐々に色素沈着が生じてしまいます。
ルミガンをまつ毛に使うことについて多い質問内容
- ルミガンを使うとまつ毛が大量に抜けることがある?
- ルミガンでまつ毛が奇形になるケースもある?
- ルミガンは「まつ毛育毛剤」として正式に認められていない?
1. ルミガンを使うとまつ毛が大量に抜けることがある?
ルミガンを使い始めると新しいまつ毛が生えてくるので、今まで生えていたまつ毛が抜けやすくなります。この現象を初期脱毛と言います。
この初期脱毛の影響でまつ毛が大量に抜けてしまい、心配になる人も多いかと思われますが、新しいまつ毛が育ち始める証拠でもあるので、落ち着いて様子を見ましょう。
初期脱毛が起きて、1カ月経っても新しくまつ毛が生えてこない場合は他の原因が考えられるので、念のため、近くの美容クリニックに相談しましょう。
2. ルミガンでまつ毛が奇形になるケースもある?
Googleで「ルミガン まつ毛」と検索すると、Google関連窓に「ルミガン まつ毛 奇形」と出てきます。
ルミガンをまつ毛に使うと奇形になるのか気になり調査したところ、まつ毛が奇形になった事例は見受けられませんでした。
ルミガンは「まつ毛発毛剤」として正式に認められていない?
ルミガンは、日本国内において「まつ毛発毛剤」として正式に認められていません。なぜなら、ルミガンは緑内障や高眼圧症といった目の病気の治療に使われる目薬だからです。
日本国内において唯一「まつ毛の発毛剤」として認められているのは、「グラッシュビスタ」のみです。
もともと、ルミガンを使用した人たちのまつ毛が増えたり伸びたといった副作用の報告が多数寄せられたことから、ルミガンがまつ毛の発毛剤として注目されるようになりました。
ルミガンは「ビマトプロスト」という成分で作られているため、この「ビマトプロスト」にまつ毛の発毛効果があると正式に認められることとなります。
ただし、あくまでルミガンは高眼圧症や緑内障治療のための医薬品なので、まつ毛の発毛効果がある「ビマトプロスト」を使った新たなまつ毛の発毛剤として開発されたのが「グラッシュビスタ」です。
つまり、ルミガンとグラッシュビスタは「ビマトプロスト」という同じ成分で作られた医薬品なので、まつ毛の発毛効果は変わりません。
したがって、ルミガンがまつ毛の発毛剤として認められていなくても、危険性は低いです。
まとめ
ルミガンは医師による指導のもと使えば危険ではありません。
しかしながら、海外から個人輸入で購入したものは以下の2つの理由により危険です。
- 重篤な副作用が発生する恐れがある
- 治療費など全て自己負担となる
病院に行く手間や安価で購入できるメリットよりもリスクが高いので、海外から個人輸入するのはやめましょう。
病院へ行くことが面倒な方や少しでも安くルミガンを購入したい方は、オンライン受診でき初回2,178円から始められる「クリニックフォア」にて受診しましょう。